こんにちは、ほぐりーです。
これまで僕は、仕事や日々の生活の中でChatGPTなどの無料版のチャットAIを使って、いろいろなことを相談してきました。
特に、AIと何度もやり取りしながら自分の考えを整理していくと、「AIって、ただ検索するためのものじゃないんだな」と感じることが増えてきました。
自分の考えていることや、これまでの経験をAIに伝えていくと、だんだん「自分のことを分かってくれているな」と感じるような回答が返ってくることがあります。
仕事でもAIを使う機会が増え、AIを使えば使うほど「もっと上手く使えるようになりたい」と思うようになりました。
そんな中、AIについてYouTubeなどで情報収集をしていると、「AIエージェント」という言葉をよく目にするようになりました。
ちなみに、AIそのものはかなり普及してきたとはいえ、まだまだ「これから」という段階でもあります。
2026年8月にReutersが報じた調査では、日本企業のうちAIを全社的に導入している企業は16%。60%は一部の業務など、限定的な利用にとどまっています。 Reuters「Strong majority of Japanese firms have yet to fully embrace AI」
さらにAIエージェントとなると、もっとこれからです。
矢野経済研究所の2026年版レポートでは、生成AIを活用している国内企業のうち、AIエージェントを「利用中」と回答した企業は3.3%。一方で、「導入検討中」が13.5%、「関心あり(情報収集中)」が49.3%となっています。 矢野経済研究所「国内生成AI/AIエージェントの利用実態に関する法人アンケート調査を実施(2026年)」
つまり、AIエージェントはまだ実際に使っている企業は少ないものの、これから使ってみようと考えている企業はかなり多いようです。
そう考えると、
「AIエージェントって、実際どんなものなんだろう?」
と僕がよく分からなかったのも、そんなに不思議なことではないのかもしれません。
そこで今回は、今後の利用も考えているAIエージェントのCodexを、まずは無料枠の中で実際に使ってみることにしました。
AIエージェントは、こちらが質問に答えてもらうだけではなく、ある程度まとまった作業をAI自身に進めてもらえるものらしい。
そう聞くと、
「これが使えるようになったら、もっと便利になるんじゃない?」
と思いますよね。
実際、僕もそう思いました。
ただ、正直なところ、AIエージェントがすごいらしいということは分かっていても、
「じゃあ、自分の生活の中でどう使えばいいの?」
というところは、まだよく分かっていません。
そこで今回は、今後の利用も考えているAIエージェントの「Codex」を、まずは無料枠の中で実際に使ってみることにしました。
具体的には、僕が普段から記録を残しているフォルダーの中から、過去にブログについて考えていたことをCodexに探してもらいます。
僕が使っているのは、日々の出来事や考えを記録している「Obsidian」というアプリです。ここには、これまでAIと相談しながら考えてきたことも、たくさん残っています。
「昔、ブログについてどんなことを考えていたっけ?」
今回は、そんな疑問をAIエージェントに探してもらうことにしました。
では、実際にやってみます。
今回、Codexにやってもらったこと
僕はこれまで、ブログに関する内容も含め、様々なことについてChatGPTなどのAIと壁打ちをし、その内容をファイルに残してきました。
今回は、それらのファイルが保存されているフォルダーの中から、
「過去にブログについて、どんなことを考えていたのか?」
具体的には、ブログを再開するならどうするか、どんな内容を発信するか、既存の記事をどうするか、AIや自分の考えをどうブログにつなげるか……。そうしたことを探してもらうことにしました。
大量のファイルの中から、ブログに関係するものを探す作業なので、自分で一つひとつ探すのは、なかなか大変です。
なお、今回は、内容を詳しく要約してもらうのではなく、まずはブログに関係しそうなファイルを候補として一覧化してもらうことにしました。
今回探してもらった範囲
ブログ以外の内容も含め、約280個のファイルが複数のフォルダに保存されています。
その中から、以下のような内容が書かれている、ブログに関係しそうなファイルを探してもらいました。
- ブログに関する構想
- ブログについてのアイデア
- 過去に考えていた方針
- ブログに関係する実験
- AIを使った情報発信についての考え
実際にどんな指示を出したのか
「ブログ」という言葉が書かれているファイルだけではなく、ブログにつながりそうなテーマを手掛かりにしながら、キーワードが完全に一致しなくても、内容的に関係がありそうなものまで探して、候補を一覧にしてほしい、とお願いしました。
実際に送った指示は、こんな内容です。
02_ソースノートの中から、過去に考えていた「ブログ」に関する構想・アイデア・方針・実験などが記録されている可能性のあるファイルを探してください。
今回探したいのは、現在のブログ(ほぐりー)の再スタートや、新しいブログ構想につながる過去の記録です。
特に以下のようなキーワード・テーマを手掛かりにしてください。
- ブログ
- 新しいブログ
- ブログ構想
- Life Lab / ライフラボ
- 実験
- AI活用
- 情報発信
- ほぐりー
- ブログを再開・リスタートする構想
ただし、キーワードの完全一致だけではなく、内容的に関連していそうなファイルも探してください。
今回はまだ内容を大量に読み込んだり、要約・再構成したりする必要はありません。
まずは関連しそうなファイルを候補として一覧化してください。
約280個のファイルから、どこまで見つけられた?
さて、ここまで指示を出して、実際にCodexに探してもらいました。
正直、最初は「いくつかそれらしいファイルが見つかればいいかな」くらいに思っていました。
というのも、僕自身も当時は「ブログ」というカテゴリーを作っていたわけではありません。
ブログについて考えたことを、その時々で別の場所に記録していたからです。
ところが、Codexが探してくれた結果を見てみると、思っていた以上にブログに関係する記録が見つかりました。
例えば、
- ブログの再スタートについて考えた記録
- 「ほぐりー Life Lab」という構想
- ブログの記事を作る流れ
- 既存記事をリライトするか、新しい記事を書くかという判断
- ブログやXなどを使った情報発信の仕組み
- AIとObsidianを組み合わせて、考えたことを発信につなげる方法
などです。
しかも、ブログに関係するファイルは、複数のフォルダにまたがっていました。
Codexは、それぞれのファイルを単純に「ブログ」というキーワードだけで拾ったわけではなく、内容を見ながら関連性の高そうなものを候補として整理してくれました。
最終的には、特に関連性が高そうな「主要候補」と、補助的に関係していそうな「補助候補」 に分けて一覧にしてくれました。
例えば、主要候補として挙がったのがこちらです。
| ファイル名 | Codexが判断した関連性 |
|---|---|
| 人生OS情報循環 | 「ほぐりー Life Lab」やブログ構想について記録されていた |
| LifeLab設計思想 | ブログの本質や編集方針など、再スタートの核になりそう |
| AIと人間の知能比較 | AI時代にブログを再開する意味について考えていた |
| ブログ発信におけるリライトと新規記事の方針 | ブログ再開時の具体的な運営方針 |
| 世界発信システム | ブログ・Xなどを含めた情報発信の仕組み |
| ブログ制作フロー | 「哲学 → 実例 → ブログ」という記事制作の流れ |
こうして並べてみると、
「自分、ブログについて結構いろいろ考えてたんだな……」
というのが正直な感想でした。
しかも面白いのは、今回Codexに探してもらうまで、僕自身がそのすべてを把握できていなかったことです。
過去にAIと相談しながら考えたことが、フォルダの中に少しずつ蓄積されていました。
それを今回、AIエージェントに横断して探してもらったことで、
「昔の自分が考えていたこと」を、もう一度取り出すことができた。
これは、今回やってみて結構面白いと感じたところです。
使ってみて分かった、意外なこと

ここまで読んで、
「それなら、AIに全部探してもらえばいいじゃん」
と思うかもしれません。
僕も実際、そう思いました。
ただ、今回使ってみて、もう一つ気になったことがあります。
それが、Codexの使用量です。
今回の検索では、過去のブログ関連の記録を探してもらいました。
そして、実際にCodexを使ったあとに確認してみると、この1回の検索だけで、1か月の無料枠の 17% を使用していました。
「ファイルを探してもらっただけ」と考えると、
「思ったより使うんだな」
というのが正直な感想です。
もちろん、これは僕の環境や使い方によるものなので、同じことをすれば誰でも17%消費するという意味ではありません。
使うモデルや設定、指示の内容、対象となるファイルの量などによっても、消費量は変わると思います。
今回の数字は、あくまで僕が今回の条件で実際に使ってみた結果です。
また、僕は今回、使い始める前の使用量を正確に記録していませんでした。
そのため、「今回の検索だけで正確に17%消費した」とまでは断定できません。
今後またCodexを使う機会があれば、使用前と使用後の数字を確認して、もう少し正確に比較してみたいと思います。
とはいえ、今回の結果から感じたのは、
「AIなら何でもAIにやらせればいい、というわけではない」
ということでした。
例えば、単純にファイル名を探したり、特定の言葉を検索したりするだけなら、普通の検索機能でも十分です。
一方で、
「このテーマに関係する過去の記録を、言葉が完全に一致しなくても探して」
というような、意味を考えながら情報を横断して探す作業になると、AIエージェントの力が活きてきます。
今回の僕の感覚では、
「検索」と「知識探索」は、似ているようで少し違う。
そんなことを感じました。
探してもらった結果、ブログの整理方法も変わった
今回、Codexに過去のファイルを探してもらって、もう一つ気づいたことがあります。
それは、
「ブログについて、思っていた以上にいろいろなことを考えていたんだな」
ということでした。
これまでブログについて考えたことは、その時々で別のファイルに記録していました。
当時は、それぞれ別のテーマとして考えていたので、ブログという一つの場所にまとめていたわけではありません。
ところが今回、AIに横断して探してもらうことで、それらが一つにつながって見えてきました。
そこで、
「だったら、ブログについて考えたことをまとめておく場所を作ってみよう」
と思い、Obsidianの中にブログ専用のカテゴリーを作ることにしました。
これまで別々の場所にあったブログ関連の知識を、これからは少しずつ整理していくつもりです。
ただ、最初から完璧に整理しようとは思っていません。
実際にブログを書いてみて、
「これは記事にできそう」
「これは今後も使えそう」
「この考えは別の記事にした方がよさそう」
といったことが出てきたら、その都度整理していこうと思っています。
今回の記事を書き始めたことで、実はブログそのものについても新しいアイデアがいくつか出てきました。
例えば、
- AIエージェントを実際に使ってみた記録
- AIを仕事や日常生活でどう使っているか
- Obsidianに蓄積した知識をどう活用するか
- AIを使うことで、自分の考え方や行動がどう変わるのか
といったテーマです。
こうして考えてみると、「ブログを書くために考える」のではなく、実際にやってみることで次のブログのネタが生まれてくるのかもしれません。
これまでは、こういう思いつきもそのまま流れてしまうことがありました。
でも、今はAIに話しながら整理することで、
「これ、次の記事にできるんじゃない?」
と、新しいテーマとして残しておくことができます。
これも今回、実際にやってみて分かったことの一つでした。
実際に使ってみて、AIエージェントのすごさが分かった
今回やったことだけを見ると、
「過去のファイルを探してもらっただけ」
とも言えます。
実際、ものすごく複雑なことをやったわけではありません。
でも、僕にとっては、それだけでもちょっとした発見がありました。
普通のChatGPTなら、
「ブログについて昔どんなことを考えていた?」
と聞いても、僕のObsidianの中にある過去の記録を勝手に探してくれるわけではありません。
自分でファイルを探して、内容をコピーして、AIに渡す必要があります。
今回のCodexでは、僕が対象にする場所(フォルダ)と、
「こういうものを探してほしい」
という指示を出すと、その後の検索や整理をある程度任せることができました。
ここが、僕がこれまで使ってきたChatGPTとの大きな違いでした。
ChatGPTとの会話では、基本的に僕が質問して、AIが答えてくれます。
一方でAIエージェントは、
「これをやっておいて」
とお願いして、その作業をAI自身に進めてもらうことができるようです。
今回試したのは、Codexのほんの一部の機能だと思います。
それでも、実際にCodexを使ってみて、「自分がやっていた作業をAIに任せる」 という感覚に、ほんの少しだけ近づけたような気がしました。
まだまだ分からないことはたくさんあります。
でも、こうやって実際に使ってみることを少しずつ積み重ねていけば、AIエージェントもだんだん使えるようになっていくんじゃないかなと思っています。
今回のCodexの利用が、小さな一歩になっていればいいなと思っています。
まとめ:まずは使ってみることから
今回は、AIエージェントのCodexを使って、僕が普段から記録しているファイルの中から、過去にブログについて考えていた記録を探してもらいました。
正直、使う前は「AIエージェントって、実際どんな感じなんだろう?」というくらいで、まだ自分の中でもよく分かっていませんでした。
実際に使ってみると、これまで自分で探していたような作業を、AIにお願いして進めてもらえるという感覚を、少しだけ体験することができました。
今回やったことは、ものすごく複雑な作業ではありません。
それでも、自分がこれまでやっていた作業をAIに任せられる可能性を、実際に感じられたことは大きかったと思います。
こういう小さな積み重ねを通じて、AIエージェントもだんだん使えるようになっていくんじゃないかなと思っています。
これまでは在宅勤務をメインにブログを書いてきましたが、これからは今回のようにAIを使ってみたことをはじめ、仕事や家族、お金、日々の生活、これからの人生について考えたことなども、「やってみたこと」「考えたこと」として少しずつ記録していこうと思っています。
まだまだ手探りですが、実際にやってみながら、自分なりの使い方や考え方を少しずつ見つけていければと思います。
まずは今回のように、気になったことを実際に試してみる。
そんなところから、少しずつ続けていこうと思います。
Life Lab #01

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